共感日記

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存在を認める

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存在を認める

日常生活の中で、自分以外の言動に対して「どうしてあんなこと言うの?」「なんであんなことするの?」と思った経験は誰にでもあると思います。

でも「あんなこと」をしている当人は、それが「普通」と思っいる場合がほとんどだったりします。

注意なんかしようものなら「なんでそんなこと言われなきゃならないの?」と反論される可能性もありますし、反論されなくても相手は理解できないかもしれません。

自分の方が少数派の考え方だったりするかもしれません。

「さまざまな見方・考え方の存在を認める」ことについて考えます。

さまざまな見方

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上の絵は何に見えるでしょうか?

おそらく多くの人はカエルに見えると思います。

でもこの絵を左に90度回転して見ると、カエル以外のものが見えてきます。

実際に左に90度回転した絵は下の方に貼り付けておきます。

このように、自分の見え方が絶対的な見え方ではなく、他の人は違う見え方をしている場合もあると考え「あなたは間違っている」「そんなのは普通じゃない」と決めつけずに「そういった見方もあるんだな、自分にはなかったものの見方だな」と存在を認めることが大切です。

さまざまな考え方

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電車の中で化粧をする女性がいました。

Aさん:絶対に許せない、女性は人前で化粧などするべきではない、マナー違反だ。

Bさん:まあ仕方ないよね、時間の有効活用だし、化粧は女性の身だしなみとして大切だし、法や条例に違反している訳もないし。

この他にも色々な意見はあると思います。一つの意見に一致させるのではなく、お互いの意見の存在を認めることが大切です。

自分特有の色メガネ

人は誰でも自分特有の色メガネを通して、経験や出来事を解釈して、判断や行動をします。

たいていの人は自分のメガネをまともだと思っていますが、他者から見たらまともとは思えないこともあります。

例えば、ある体験を「失敗」と解釈して、いつまでもくよくよ悩んで、次の行動を取れない人もいれば、「教訓」と解釈して次のアクションを考え、行動に移す人もいます。

起きた現象が同じでも、解釈の仕方でその先の状況は変わってくるものです。

自分特有の色メガネと言っても、周囲とあまりにもかけ離れたものの見方をしていたら「自分の考え方は確かな証拠があるかな?」と検証していましょう。

多くの場合は、確かな証拠がないことに気づくと思います。

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心がけたいこと

私たちは主観的な世界で生きています。

私たちが話している内容や、頭の中に浮かんでいる感情の多くは、客観的な事実に基づいたものではなく、自分が考えている思い込みに過ぎません。

その自分の考えは、テレビ、マスコミ、SNS等でインプットした情報、育った家庭環境やまわりの人々、国籍、文化、さまざまなものによって、自分なりに作られた主観であり、正しいとか間違っているとか、そういったものではないと考えることが大切です。

多数意見が正しいくて少数意見が間違っている訳でもありません。

テレビ等で、コメンテーターが明らかな少数意見な発言をしても、本質的で的を得ていて「なるほど!」と膝を打つことを経験した方も多いのではないでしょうか。

さまざまな見方・考え方を持つ人々とコミュニケーションを取っていくうえで、自分とは異なる意見の存在を認め、他者を受け入れることが大切です。