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新紙幣について考える

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新紙幣について考える

お金とは

知的動物である人間が、より便利に、より快適に生きて行く為に作った道具だと考えています。

生きて行く為には、食べ物を食べ、飲み物を飲み、雨風や寒さ暑さをしのぐための住居に住み、衣服を身にまとうことが必要になってきます。

これらを全て自ら調達することは非常に困難で、簡単なことではありません。

だからこそまずは集団で暮らし、分業して少しでも暮らしやすくしていくことになるでしょう。

次の段階として、各個人だったり、それぞれの小集団で物々交換したりして、より便利に、より快適に生きていく工夫をしていったのだと思います。

そして次の段階では、より秀でた能力を持った人間がそのさまざまなサービスを提供し合えるように「お金」という道具を作ったのだと想像します。

物々交換では、大きなものを持ち運ぶことは困難ですし、交換したい物の価値のバランスが難しかったりもします。

対してお金は簡単に持ち運びも出来ますし、価値が数値化されていているので、物々交換の代替とするには非常に分かりやすい道具だと思います。

「お金」がたくさんあるということは、色々な物やサービスを手に入れることが出来るという「価値」をたくさんもっていると考えることが出来ます。

紙幣やコインのあり方

現在の日本で考えた場合、1円玉があれば全て数値化出来ますが、1円玉しかなければ持ち運ぶにも、保管するにも、数えるにも、大変ですので、コインなら500円まであり、コインばかりでは重いので紙幣も何種類か作り、価値を数値化したお金をより簡単に管理できるように考えた結果が現在発行されている紙幣であり、コインになります。

紙幣には紙幣のメリット・デメリットがあり、コインにはコインのメリット・デメリットがあり、お互いがうまく助け合ってすばらしい道具だと思います。

紙幣に肖像画を使う理由としては、ニセ札防止の狙いが大きいそうです。

今回の新紙幣の肖像画は1万円札が「渋沢栄一」、5千円札が「津田梅子」、千円札が「北里柴三郎」となるそうだが、お恥ずかしながらこれら偉人の方々を全く知らなかったので下記にリンクを貼り付けておきました。

渋沢栄一 - Wikipedia

津田梅子 - Wikipedia

北里柴三郎 - Wikipedia

今後のお金のあり方

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最近では政府もキャッシュレスを推進しています。

2020年の東京オリンピックパラリンピック開催を前に、年々増加する訪日外国人旅行者を見越して、外国人が訪れる主要な観光地や宿泊施設では、2020年までに全面的にクレジットカードが使えるようにする方針のようです。

私も4年までは決裁が出来るクレジットカードすら持っていませんでしたが、今ではクレジットカードと電子マネーを携帯しています。日々の生活に必要な買い物はあまりしていませんが、現金を使うことはほとんどなくなりました。

インターネットを使っての買い物は、当然キャッシュレスですし、コンビニや飲食店等での代金は電子マネーが使えれば電子マネーで支払いします。

そんな状態ですの新紙幣に変わっても、肖像画になられた偉人の方々を覚えるのに少し時間が掛かるかも知れません。

私は現在、48歳という年齢で中高年の仲間入りをしています。

この年になると、指先の感覚は鈍くなり、手の潤いもなくなり、紙幣を取り出すのも大変ですし、コインはすぐに落とすし、おつりを財布にしまうのもモタモタします。

でも、キャッシュレスはこのストレスがなく、なおかつ支払いがスムーズで非常に楽なので、もう手放せません。

中高年の方は是非キャッシュレスをお勧めします。

この先、どのような世の中になっていくか分かりませんが、お金は価値の数値化と考えるならば、その数値を携帯していればいいだろうし、全世界が共通価値で使える、仮想通貨なようなものをスマートフォンを更に進化させたデバイスを使ってやり取りする時代がくるのでないだろうかと思います。

その時に、自分は全く付いていけなくsigoto ならないように、テクノロジーを毛嫌いせずに、寄り添っていけるよう心掛けていきます。