共感日記

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手紙屋 蛍雪篇 を読んで

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手紙屋 蛍雪篇 を読んで

勉強とは何かを考えさせたれた。

勉強とは自分を磨くための道具の一つであり、磨かれた自分を使って、人の役に立つために使うことの重要性を教えてもらった。

勉強とは、先人の方々が生涯をかけての経験や発見をインプットすることではあるが、知識として備えているだけでは何の意味もなく、自分や他者にアウトプットして価値が出るものである。

そして、勉強したくないを勉強をしたいに変えてくれた一冊であった。

内容は、女子高生が大学の受験勉強に向けた物語に仕立ててあるが、勉強は学生だけが行うものではなく、むしろ社会人になってから自分にとって必要な勉強をするときの考え方として、大人でもためになる読み物だと思った。

詳しい内容は、本を購入するか電子書籍で読んで欲しい。

是非、手元に置いていただきたい一冊です。

 

購読のきっかけ

私には高校二年生になる娘がいる。

将来、自分がやりたい職業があり、それに向けた大学に入りたいみたいなんだけど、一向にスイッチが入る気配を感じない。

私はどんな職業であったとしても、多くの人よりも懸命に取り組めば、その職業は楽しいと思えるようになると思っている。

懸命に取り組めないのなら転職すればいいとも思っている。

自分が生きていける経済力があり、自分の体と心を壊さなければそれでいいと思っている。

だからと言う訳ではないが「勉強しろ」とか「将来困るのは自分なんだ」みたいな、よく耳にすることは言ったことはない。

しかし、勉強が必要ないものとは思ってはいない。

スマホを使って分からないことはいつでも答えが調べられる時代になった。

知識だけを詰め込む勉強にあまり必要性は感じていないが、調べた答えが理解できる基礎的な学力は備えておくことは必要だ。

それに知識量が多ければ調べた内容に関連付けた事柄が連想できたりするだろう。

点と点が線になったり面になったりする機会が増えて、同じインプットでアウトプットの量や質を向上させる効果は望めるはずだ。

それを訓練する道具として学校で学習する勉強は有効だとは考えてる。

 

勉強して欲しい思いをそのまま口にして、その通りにしてくれる訳がない。

娘の思った通りの未来になって欲しいが、やる気スイッチを入れる方法は思い浮かばない。

そんな想いでインターネット検索をしていると、学ぶことの本質と面白さを見事に教えてくれて、現在の娘に似た状況の主人公で感情が入るのでないかと思える一冊を発見した。

それが 手紙屋 蛍雪篇 であった。

すぐに本を購入し、まずは自分で読んでみて、娘に薦めて読んでもらえそうなのか確かめてみた。

これならスイッチが入るか入らないかは置いといて、読み物として十分楽しめる内容だし、今よりもマイナスになることはないだろうと思い「読んでみてつまらなければ途中でやめればいから、試しに読んで欲しい」と本を渡しました。

期末テストが間近に迫っていた娘は「テストが終わったらね」といって、拒否はしなかった。

親からのもっともらしい言葉は受け入れられなくても、自分が読んだ本を通じて感じたことの方が受け入れ易いだろうと思っている。

娘がこれから成長する過程において、少しでもよい影響をもたらすことができたら本当に嬉しい。

 

今後の自分がとるべき行動

私は現在49歳手前の48歳です。

最近は少しずつ本を読むようになりましたが、ほんの5~6年ほど前は全く本を読みませんでした。

年間の読書数は「ゼロ」でした。

時々、漫画を読む程度でいわゆる「読書」にカウントしていません。

自分1人で経験できる人生なんて、たかが知れています。

先人の方々、多くの成功者の経験や知識、作家の頭の中で作り出す心が動く物語、それらを考える手段として「読書」はかなり有効な手段だと思います。

読書数は決して多くはありませんが、学んだことを単なる知識としないで、自分を磨き上げる道具として使い、そして他の人に役に立つために使い、まずは自分が幸福感を味わえるようにしていきたいと思います。

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