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西野亮廣 『新世界』

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育った環境

昭和45年生まれで、裕福でもないし田舎育ちの私にとって、いつでも1人でも楽しめる娯楽と言えば「テレビ」であった。

勉強や宿題をやらずにテレビを見ていも、特に注意をするような両親ではなかったし、両親はあまりテレビを見てなかったし、兄や姉の見ているテレビが面白いと疑わずに一緒に同じ番組を観ていた。

農業を営んでいた祖父だけが、中入り後の大相撲とNHKで夕方放送していた天気予報の時間だけはテレビを譲ってくれなかったけど、基本的にはチャンネル争いはほとんどなかったと記憶している。

中学2年頃になると、エッチなことばかり考えていた。

当時のテレビは今と違って、女性の裸も電波に乗せてくれていて、抑えることのできないムラムラを開放したくて仕方なかったので、自分の部屋とテレビが欲しくて仕方なかった。

裕福ではなかったけど、田舎暮らしだったため、屋敷はオンボロでも広さはあったから、高校受験の勉強部屋と言う名目で自分の部屋をあてがってもらった。

でも、テレビが欲しいと思ってもそんなことは親にお願い出来る訳もなく、高校生になってからアルバイトをしたいと親に申し出た。

夏休み・冬休み・春休みの長期休みにだけアルバイトをすることに許しを貰って、長期休みだけだけどアルバイトをしてテレビを買い、VHSビデオデッキも買った。

このテレビもビデオもとってもお世話になった。

高校を卒業してすぐに就職し、テレビを見るよりも大好きな仕事や先輩と関わっていることが楽しく、テレビに興味が薄くなっていった。

20歳を過ぎ、独り立ちしたくて実家を出た。

実家にテレビを置いたままにして新しい住まいに引っ越し、新居にテレビは置かなかった。

25歳で結婚をするまでテレビのない生活をしていたので、世間のトレンドを知らない、ちょっと異端児的な人間であった。

結婚してからは家庭生活の中には常にテレビがある状態であったため、大多数の人と比較すれば劣るものの、それなりに芸能界のことも知っている状態で生活を続けていた。

キングコング西野

そんな状態だったから、家に帰ったらついているテレビを見る程度だった。

キングコング西野と言われても「あ~知ってるけど 」って程度の認知しかしていなかった。

「そう言えば、キングコングってテレビの露出が減ったよね」と気付いた頃は、西野はあちらこちらで炎上しまくっていて『変な奴なのかな~?』くらいにしか思っていなかったけど、何も知らない自分が炎上の加勢をするつもりもないし、批判をすることもなかった。

あるとき YouTube動画を見ていたとき、サイドバーにキングコング西野の1時間オーバーだったと記憶しているが、トークショーのような動画が目に止まり、なぜだか覚えていないけど「見てみよう」と思い再生した。

確か中身はキングコング西野著書『革命のファンファーレ』の書籍トークイベント?だった。

1時間以上もある動画であったが、食い入るように見て、とても楽しかったし勉強になった。

「西野ってすごく考えていて、頭いいし、惹きつける、この人すごいな」と思った。

このトークショー動画で『革命のファンファーレ』を読んだ気になって、本を買うことなく頭の中から薄れていった。

つい先日、西野亮廣『新世界』が発売されいることを知り「読んでみたいな」という気持になり、ネットで調べていると、本の中身を全部丸々さらけ出していた。

「すげ~、何こいつ!!!」と思い、ありがたく読ませていただいた。

読み終わったときには西野のファンになった。

こんなにも愛が溢れて、他者にプレゼントを与える精神の人なんだと思い、読み終わる頃には人に見られたら恥ずかしいくらいに泣いてしまった。

大人にも、学生にも、たくさんの人に読んで欲しいと思った。

下にリンクを貼ったので、この記事を目にした方でまだ読んでいない方は、興味がなくても是非読み始めて欲しいです。

もしも、おもしろくなければ、その時点で読むのをやめればいいし、時間は奪ってしまうことになるけど、無料なので実害はないと考えて欲しい。

もっと早く、見つけることができなっかたことが悔やまれる。

r25.jp